地方活性化-3
地方活性化-2では 首都圏と地方に関して考察したので 3では 海外と地方を考察します。
前提条件として皮肉にも今回の新型コロナウイルスの件で 日本の各地に中国から観光客が訪れていることが明確になりました。
中国だけでなくもともと台湾や香港には日本の観光は人気がありましたが、近年はインドネシア、ベトナム、タイからの観光客も多いです。
私のイメージが古いせいで 東南アジアから日本への出稼ぎ労働者の方が多いと思っていましたが、むしろこの10年で相対的に日本の物が安くなったので観光で日本に来る東南アジアの人が増えたと思います。先入観が強いと事実を見失いますね。
これらの現実を踏まえて海外を活用した地方の活性化を考えると下記の3つが考えられます。
1:海外の大学と地方の大学のコラボ:
これは既に日本の大学が外国人留学生を受け入れないと経営が成り立たないという現実があるので 近年加速しています。
これを更にすすめるには都市と都市の姉妹関係まで発展させるか?
特殊学部に特化して国をまたいで複数の国の大学とのコラボが考えられます。
いずれの場合も地方のKEYパーソンに行動力がないとできないというのが問題点です。
2:1に関係しますが 地方の企業の人材として海外の人材を受け入れる機関を自習生ではなく 社員として地方企業に受け入れる体制作りが必要です。
其の前段階として海外からのインターシップを充実させる必要があります。
3:地方の老舗や最新の技術を持つベンチャー企業の海外進出を支援する団体を作って地方の元をいきなり!海外で展開する。
1のコラボが上手く行けば、大学を通じて其の国に展開することが可能です。
2のコラボが上手く行けば、其の社員が母国に帰って其の会社の支店を作ることや商材やサービスを展開することが可能です。
私の残りの人生は海外と地方を繋ぐ仕事に賭けたいと思っています。