地方活性化-2

地方活性化-1で 現状から何をきっかけに活性化をするのか?

A:首都圏と地方

B:海外と地方

という大きく2つの方向性を打ち出しましたが、それぞれに関して具体的な例を上げて考察してみます。今回はまず A の 首都圏と地方に関して

A:首都圏と地方という方向性ですが、既にほとんどの県で下記のようなアクションを起こしています。

1)首都圏にアンテナショップを持って地方の名産を売っていたり、郷土食をレストランで提供したりしている。

2)UターンやJターンのための支援として 窓口を首都圏に設けている。

3)各県人会を首都圏に立ち上げている。

4)その他としては 展示会のブースの県単位で出展したり、デパートやスーパーの物産展などイベント的な活動を支援している。

このような既存のアクションではなかなか他の県との差別化が図れないのも事実です。

そこで ダイナミックな案として 下記の3つを提唱したいと思っています。

① 東京で1年に一回 会場をを借り切って県のイベントを開催する。

単に県のイベントだと今ひとつモチベーションが上がらないので 県を更に分けて各地区の対抗イベントなどを行う

新潟を例に取れば 新潟は縦に長い県なので  新潟県の中でも上越中越下越と分かれていて文化も微妙に違います。其の微妙に違う文化を各地区で強調するようなイベントを開催すると身内にはめちゃくちゃ受けると思います。先ずは身内が面白いと思うようなイベントでないと他の人を巻き込んでのうねりにはならないと思います。

このイベントの問題は 誰が仕切るのか?誰が費用を出すのか?本当に参加者はいるのか? が大きな3つの課題です。

この課題を克服するには 先ずはネットで各地区のグループを作ってそれぞれの良い点と悪い点を言い合って誰がリーダーというわけでもなく拡散していくうちに自然と出し物が決まってくるのではないか?と思います。

次に費用の問題ですが、これもクラウドファンドに練った出し物をプレゼンしてスポンサーを見つけるか? または メンバーでスポンサーになるか?地域の広告を取る活動をするか? やり方は各地区に任せたほうが良いと思います。

この時点で 参加者の問題はほぼなくなっていると思います。ネットのグループの人数が多ければ逆にイベントがオフ会のような意味になってくるので、参加者は自ずきまります。

②ゆるきゃらブームで各県にゆるきゃらが既にありますが、県民さえも知らないゆるきゃらもあるので 認知度は各県に寄ってばらつきがあります。そこで 県民が自分たちで考えたきゃらではなく首都圏の人が其の県に関して思っているイメージ(偏見)をAIで形にするようなイベントの開催。

ただ これもネットでやると地方の高年齢の方々には響かないのでどうやって?地上波とコラボしていくのが問題点です。

③首都圏の区や市や街などと地方の市や街がコラボしたいのですが、何か?きっかけがないとできません。 そこで どの地域にもある郵便局をコラボの起点にならないのか?思案中です。