県人会の難しさー2

県人会もただ集まってほっこりするだけなら 簡単でいいのですが、ただの飲み会だけだと求心力が落ちてくるので、夜だけではなくお昼に開催したりイベントを企画したり目先を変える技が必要ですが、それも会長や事務局の好みが出てくるので 本来は2^3年で幹部は変わった方が新鮮味があっていいのでしょうが、なかなかやってくれる人がいないのと駐在員は任期があり特に金融系の会社は2~3年で変わっているので正直いってこれから伸びしろのある途上国はまだしも 成熟した国の場合は会員の規模を維持するだけでもやっとという感じです。非営利団体として活動していても県内の企業からのイベントや調査などはやらざるを得ないので、企業戦士だと結構負担は大きいですね。さて 前置きはともかく 今回は企業人会の立ち上げに関する考察です。普通の県は進出企業やある程度駐在しているので、それらの企業を中心の活動で何とか形になるのですが、そういう企業がいない国なので考えたのは 関係人口の増加をこの国で考えるというコンセプトです。簡単に言うと県のファンを増やす活動です。ここで次の壁は

県に売り物がないという場合です。 栃木県のように日光とかいうキラーコンテンツがあれば観光を基盤として関係人口(其の県のファン)を増やしていくことは可能ですが、世界遺産的なキラーコンテンツがない県や直行便がない県の場合 アクセスの不利な条件を補うだけのキラーコンテンツの発掘&広報が必要です。 次の壁が 何が?キラーになるのか?です。日本人の感覚と他の国の人の琴線に触れるものは当然違うので日本人が良いと思ったものが必ずしも外国人にはヒットしないです。また 私と実際に訪問してもらいたい人たちとの感性の世代のギャップも大きいです。そこでまずは

幅広くヒヤリングして何が?県の魅力なのか?と精査するとともにマッチングする世代や層はどこなのか? 何から手を付けていいのか?まだ暗中模索ですが、自分は一応エンジニアなので 県内企業のすぐれた技術を目利きして海外に紹介していくことから地道に進めていこうと思っています。