コロナの先-12(空気の除菌)

前回の空気の除菌で 大きく分けて 2つ 薬剤を使う方法と 紫外線や光触媒を使う方法があることを 記述しましたが、薬剤は 一長一短があるので なかなか空間の除菌に応用ができないです。

(できないわけではないですが 難しい!)

薬剤は 気流との関係もあるので 第三者機関で実証してからでないと 当社としては採用はできない。

そこで これからは 紫外線と光触媒にポイントを絞って考えていこうと思います。

今までで わかったことは下記です。

1:紫外線は 効果があるのは 人体にも悪い影響があるので 開放された空間では使えない

2:光触媒も 可視光線で反応するには触媒をタングステン関係などにする必要がある

人体にも悪い影響がある紫外線で反応するものは 従来の光触媒で既に普及している。

3: 光触媒は 落ちない限り半永久的と言われてはいるが 光触媒を付着させているものにも 影響はあるので 当然! 半永久的とはいかない。

以上を 踏まえて 今後の考察のポイントを深堀りすると

1:可視光線の範囲で( 人体に影響がない範囲の紫外線)励起する光触媒の中でコストと性能が良いものを探す

2:人体に影響がある紫外線を 閉鎖された空間に設置して 人体に影響が内容に工夫して使う

3: 半永久とは始めから考えないで ケースバイケースで 交換することを前提に設計する。

以上の 3点を踏まえてどういう風に 今ある技術を組み合わせていくのかが? 今後の課題だと思います。