香港雑感-14

昨年のデモ活動から今年の新型コロナウイルスと目まぐるしい環境の変化に翻弄されている香港ですが、いかにも香港らしいことを3つ記述します。

1:間隔を空けて並ぶことはしない:

*中国本土は きっちり2m間隔を空けてお昼ごはんを食べたり マレーシアは 1~2mの間隔をあけて並んでいるが 香港は間隔を空けて並ぶことはしない。

*一般的に香港は人口密度が高いせいもありますが、人と人の距離が近いです。

エスカレーターも空いているときも距離を詰めて利用する人が多い。さらに エスカレーターは左側は登る人専門なので 多くの人は左側を利用する。

2:マスク姿なのでコンタクトをしなくなる人が多くマスク&眼鏡の人が多い:

*特に若い女性は普段はコンタクトですが マスク姿の際は メガネをかける人が急に増えた感じです。もっともメガネはウイルスの飛散防止にもなるので感染防止の面からメガネ姿がサーズのときも増えましたね。

*マスク姿なので化粧をする人が減ったと思います。ただ 家に帰るとすぐにシャワーすることが習慣化したので 朝もシャワーする私は一日に2回はシャワーをしています。

*メガネの上にフェースカバーをする店員さんも多く家の近くのガソリンスタンドの店員やローカルレストランのコックさんがフェースガードをしている姿をみかけます。

日本では病院で フェースカバーが不足しているってニュースになっていましたが、香港は何故か? 店頭に溢れていますね。

3:むやみにつり革や手すりを触らない:

*神経質な人は 地下鉄の席にも座らないです。また 更に神経質な人は頻繁に携帯をアルコールで消毒しています。

*エレベーターの押しぼたんは 指の第2関節で押したり ペンや鍵で押したりしています。

*ドアのノブはテイッシュペーパーを手に巻いて開けたりしています。

以上のように 感染対策には マメな行動が随所に見られますが、その反面 くしゃみをする際に わざわざマスクを外してくしゃみをしたり 話す際にマスクを下げて話す人も多く其の辺りのアンバランス感が 香港らしいと思います。