香港雑感-13

昨年のデモ活動から今年の新型コロナウイルス感染拡大と この1年まったく落ち着いた生活がない香港です。逆に落ち着かない生活が日常化してしまいました。

そんな中で 最近 日常的な生活にも変化が出てきました。最近見受けられる目立った変化は下記の3つです。

1:不動産の価格が下がったので不動産のチラシを街頭で配る人が増えた。

昨年の6月に引っ越したのですが、今度の家の近くはまだまだ古い香港の住居が残っているので、今後のスクラップアンドビルドの対象地区です。

住居も新旧が入り乱れた地区なので、住んでいる人も犬を連れた人から お店の資源ゴミを集めて売っては生計を立てている人まで 様々な人種が住んでいます。

この1~2週間夕方になると2~3人が街頭で不動産のチラシを配るようになりました。また デモ活動の際にはまったく現れなかった不動産勧誘の人が 会社のあるオフィス街でも出現してきました。

2:闇金の勧誘の電話が増えた。

以前から わけのわからない電話番号からお金を借りませんか?という一方的な電話がありましたが、 この1~2週間は 時間帯に関係なく電話がかかってきます。

ほとんどが広東語か?北京語なので、中国語がわからないというと切れるパターンが多かったのですが、最近は英語をしゃべる勧誘も増えてきた感じです。

3:普通のレストランもデリバリー専門になる。

日本レストランは様々な規制の中でも客は少ないながらの開店して来たお店が多いのですが、最近規制が一段と厳しくなったので アプリでデリバリーが簡単にできるようになったので夜もデリバリー中心になるお店が増えました。

このまま感染者が落ち着いてきて レストランの規制が緩くなることを期待しています。