コロナの先-14(空気の除菌)

前回 下記のように 可視光線で 反応する光触媒に関して 検討項目を3つ記述しましたが、

① 性能(機能)面

→人体に安全な範囲で いかに多くのウイルスを短期間に不活性化できるか?が 機能として上げられます。

ただ 使い方を メッシュやフィルターへの添付とすると 空気との接触時間が短くてもちゃんと機能することが大前提となります。② コスト面

→ このコストも 使い方によっては大きく異なります。 フィルターに添付するのか? メッシュに添付するのか?または 壁一面に添付するのか? などなど コストは使い方と使用する量に影響を受けると思います。

③ 使いやすさ面

→ 材料自体が機能が良くて安くても 加工するのに凄い設備や 機能する条件がすごく狭い場合は 商品化は難しいです。

 

ここまで考察してふと思ったことは 今回の空気除菌なので 対象はウイルスや細菌です。 今までのように 温度 湿度 清浄度とは異なり 実際の空気の中で  ウイルスが死滅したのか?または不活性化したのか?は 直接 ON TIMEで測ることはできないと思います。

そこで これらのことを検討する前に どういう状況なら 除菌されたと言えるのか?または どういう条件下なら 菌やウイルスは不活性化したといえるのか? 其辺りの定義を調べて 当社としての立ち位置を決めないと話が進んでいかないことに気がつきました。除菌は奥が深いです。