趣味に関して-2

この週末 香港は台風が近づいていたので 不安定な天気でした。デモ活動の状況がわからなかったので、昨日は 家の近くのスーパーに出かけたぐらいで 家で過ごしました。TVをザッピングしていたら、たまたまワールドプロレス特番があって蝶野と長州がでていました。丁度 長州力という文庫本を読んでいたので ついつい見入ってしまいました。 それにしてもWWEを見慣れると日本のプロレスラーはマイクアピールが今1だと思いました。 最近 お笑い番組やバラエテイー番組でレスラーの滑舌の悪さがネタの一つとなっていますが、 まあ仕方ないと思いました。

特番の流れは 長州の名言(迷言?)に添って 過去の試合が流されるという構成で

私としては結構楽しめましたね。噛ませ犬発言の試合や キレていないキレていない発言の試合や 俺たちの時代発言や ど真ん中の発言など結構 振り返ると感慨深いものがありました。噛ませ犬は山口県闘犬の試合の勝ちグセをエースの犬につけさせるために行なわれることや、キレていないと言いつつ必要以上に相手との力の差を見せつけた試合内容とか?永田に天下を取りそこねた男と言い放ったのはまさに名言でしたね。

長州の本を読んでいたので 構成以外で長州と蝶野の特番で意外に思った点は3つです。

1:長州は<藤波さん>とさん付けで尊敬している感じがでていた。

2:在日韓国人だったことを 特別に隠している雰囲気がない。

3:自分がどんくさくて 華がないことを自覚している。

確かに長州は ジャンボ鶴田と比較されて 華がないと言われて 新人時代から酷評されてきましたが、 <噛ませ犬>という発言から 一気に頂点に駆け上がりました。

体制に反抗する立場の方が 大衆には受け入れやすいと思います。

もう一つ 重要なのは 今の時点で 鶴田と長州を比較すると明らかに長州の方が

人生をエンジョイした生き方だと思います。

それにしても 長州が大仁田と電流爆破マッチをやっているとは思いませんでしたね。