膠原病-6

膠原病は 最近こそ 専門の外来ができましたが、以前は それほど日本では認知されてはいない病気でした。

日本の場合は 圧倒的に年配の女性がなる 決まった関節が痛くなるリューマチが多くて 私のようなおじさんがなるのは稀です。

しかも私の場合は 決まった関節ではなく 皮膚や頭髪や 関節や血管、内臓とどこにでるのか? わからない全身性の膠原病なので、 医者も診断には時間がかかりました。

まあ 今にして思えば発病したのが 香港で良かったと思います。日本の場合はこれほど早く適した薬が見つかることはなかったと思います。 もっとも 香港に赴任しなければ、ストレスもなく発病しなかったのかもしれませんが.。。。。

発病する前の兆候は早くからでていたと思います。 直接 関係ないかもしれませんが、何かの?参考になるかもしれないので 自分が関係すると思う項目を時系列に記述します。

1:20代後半 飲みすぎて体力が落ちると顔に赤い湿疹が出る

2:50代まで 1の症状は出ないが 日本酒を飲むと蕁麻疹が出る体質になる。

3:50代後半 左手の指の関節が腫れて痛くなる。 リューマチの診断中に 腫れがなくなり痛くなくなって 様子を見ることになる。

リューマチの判断には5つの項目に該当しないと認定されないらしくて 3項目は該当しましたが、決め手はなく 経過観察になりました。

4:50代後半で 3度めの香港赴任となり そこで 健康診断の結果 前立腺肥大の診断がされて 薬を飲む。

5: 4の結果 夜間頻尿とストレスから睡眠障害となり 眠りが浅くなる

6: 右の足の指 次は両方の足首が腫れてさらに左手指が全部腫れてしまいました。

 *指輪が取れなくなって困りました。

ここまでになって やっとホームドクターに行って 専門医を紹介してもらって治療が開始されました。

この専門医 今にして思うと凄く優秀な医者だったのですが 当時は 私がことの重大性を考えていなかったので 軽視していたため 入院を断って ベトナムの会議に痛み止めを打ってまでも 参加して結果 悪化させてしまいました。

今も 両足の指の痺れが取れないとは このときに無理したせいです。